てか、なんの悲鳴だ? ま、気になるけど・・・いっか! そう思いながら、歩いていると ――ドンッ!―― 『うわっ!』 後ろにいる優を見ながら話していたせいか、前から来てる人に気づかなかった。 『すいません!!』 そう言い、顔をあげると、 私は呆気に取られた。 だって、だってさ!! 黒髪にキリッとした目、高い鼻。 すごい顔が整っている。