【初side】

私は家に着くなり、ベッドに寝転がった

さっきの・・・ 何だったんだろ・・・
三原 奏心くん・・・か・・・
なんか聞いたことあるような気もしたんだよね。ちょっと、瑠那に聞いてみようかな

プルルルル・・・ プルルルルルル・・・

「もしもし」
「ごめんね。ちょっと気になったことあって・・・」
「なになに!?どーしたの??」
「三原 奏心くんって知ってる?」
「・・・」

ど、どうしたんだろ?

「初、それ本気で言ってる?」
「え?」
「三原くんは、女子に人気なんだよ?」
「小谷くんと1位.2位争うほどのね。」

・・・え? 私、なんで知らなかったんだろう

「なーに?小谷くんのことばっかり考えてて、彼のこと知らなかったの?」

う・・・ 瑠那鋭い

「晴翔ばっかりじゃないもん!」
「えー?だって、三原くん超有名だよ?」

た、確かに・・・

「やーっぱり、初は小谷くん一筋だよね笑」
「そ、そーだね(照)」
「用はそれくらいかな?」
「うん!ありがとうね!」
「当たり前!いつでも話聞くから~」
「うん!じゃあね!」

そうして、電話を終えた