次の日、優翔はいなかった...
「なぎちゃん...」
「優翔ママ...」
「優翔はね、いくなってしまったの」
優翔は昨日の夜何処かに行った後、事故にあって亡くなったらしい。
中学三年の私でもわかる

もう優翔は帰ってこないって

「優翔ママ...私一回家帰るね。頭冷やしてくる」
「ごめんなさいね。なぎちゃん、お葬式にはきてくれる?」
「.............はい」

嘘だよ...だってまだ中学三年生になったばっかだよ?これから色々やることあるのに...
アイス奢ってくれるって、体育祭成功させようって、クリスマスはプレゼント交換しよって、卒業しても連絡取り合おって
...言ったのに

「ウソつき...」
「弁護士になるって夢はっ!?
おじいちゃんになってもイケメンでいるって夢はっ!?
私が困ってるときは助けるっていう約束はっ!?」

もう優翔なんて


大嫌い