「ちょっとまて、
いま、お前、自己紹介でなんっつた?」

あれ?聞いてなかったのかな?

「高谷 優里香だよ?笑っ
何言ってるの?」

優里香ってちゃんと言ったよね?
普通に優里香ちゃんとか言ってたよね?
前も萊には自己紹介したはずなんだけど。

「いや、その後だ。」

「舞蝶って言ったけど…
なにか?」

「え。お前、喧嘩出来るのか?」

出来るも何も当たり前でしょ?
だって、わたしのお父さんは龍蓮の初代総長だから喧嘩教えてもらったし。


「え?まぁね。」

「そうか。」

「ねぇねぇ
らーい。ゆりちゃんを姫にしなーい?」

んんんん?何をいいだすんだい?

「それ、いいな。」

「お前らは賛成だよな?」

「「あぁ。」」

「それって、わたしの拒否権は?」

「ないかな?」

おい。
なんでだよ!
紳士ぽいのに女子の気持ち優先しろやー

「私は絶対にいやー」

「ゆー。お願い(ウルウル目)
ゆーが何から逃げてるか
分かんないけど…。俺ら守るから」

「私は守られなくていい。
とりあえず、姫になんてならないから
バイバーイ」

あまりにも、うるさいから屋上から
飛び降りてやった。

て事で私は帰るか。