少し早めに待ち合わせの場所に着いてしまった…。さすがに愛菜いないよなぁ~。

そう思ってたら

「嫌です!!離して下さい。」

聞き覚えのある声…。あの声は春奈だ!!こんな時にそんな場面見たくないのに…

でも足は勝手に春奈たちの元に進んでいた。

「何してるの?その娘嫌がってるじゃん。」

「関係ねぇ~だろ!!」
「あっ!!」

振り向いて俺をみてビックリしてた!!それは俺の友達の翔と新一郎だったからだ。

「優輝ゴメン。お前の彼女なんて知らなくて…。可愛いなお前の彼女。」

「俺の彼女じゃねぇ~よ!!」

「そっかぁ~。」

「無理矢理はよくねぇ~よ!!」

「あ~。そうだよな!!お前とケンカしたくねぇ~から、俺らは消えます!!」

そういっていなくなった二人。

残るは俺と春奈。

「ゆうちゃん、助けてくれてありがとう♪」

「あ~。お前可愛いんだから気をつけろよ♪」

「うん////」

俺こんなコトしてる場合じゃない!!愛菜がくる前にこの場から逃げなければ。

「ゆ、ゆうき?」

遅かった…。愛菜に気付かれた。