不安な気持ちのまま結局一睡も出来なかった。

「うわ~。酷い顔…。とりあえず化粧でごまかすか♪」

「行ってきまぁ~す♪」

元気に振る舞おう。そうすれば大丈夫だ。何を心配するコトがあるんだよ。綾音の連れてきた男を好きになるわけでもないのに…。昨日までの不安は何だったんだろう↑↑そういえば今日午前中で学校終わるじゃん♪
そんなコトを考えてたら眠くなった…。

「ぁぃな。あいな起きろ!!授業終わったよ。あんた寝過ぎ!!もうみんな帰っちゃったし。」

「えっ?えぇ~↑↑いつの間に?」

いつの間にか私は夢の中にいたようです…。

「あんたが寝てる間に。それはそれは気持ち良さそうに寝てたわよ(笑)」

私どんだけ寝たの?授業全然受けてないってコト?どうしよう…

「まじですか…。昨日寝てなくて。」

「そっかぁ↑↑そんなに楽しみだったんだね♪分かったよ☆だから早く行こうね♪♪」

「違っ!!違うって!!」

「否定しなくても分かってるって☆
ほら行くよぉ♪」

「うん…」

綾音誤解してるし…。全然楽しみじゃないよぉ↑↑でも行くしかないじゃん。