ついに生徒の犠牲者が出た。

各自解散となった。

死体の近くにいつまでもいることは出来ない。

瞬はお腹がすいたので配膳室に向かう。

人が死んだというのに食欲が湧くなんて。

そのまま保健室に行き、

保健室のベッドに倒れ込む。

保健室のベッドは人気が出て

なくなってしまう恐れがあるのと、

ただただ疲れた。

時計を見ると、14時だということが分かる。

本当にたすけに来る人はいない。

本当に抜け出せるのか。

時計の音が子守唄となって

瞬を眠りへと誘った。