和樹との待ち合わせ場所に行くと、和樹はすでにいた。
私に気付いた和樹は、大きく手を振り、自分の居場所を知らせる。

「おせぇ〜ぞっ☆」

私の頭を撫でながら和樹が言う。
ジィっと見つめられる私。両肩を軽く押さえられる。ゆっくり近づいてくる和樹の顔。