私は首を振り、勝也の言葉を否定した。

「勝也がいないんだもん、幸せになんかなれないよ!!!…私は勝也じゃないと幸せになんかなれない…(泣)」

悲しそうな顔をする勝也。
『なれるよ…
お前の人生はお前のもんだ。自分で掴むんだよ。瞳…』

勝也が私の名前を呼ぶと、突然光が勝也を照らす。

『やべぇ…そろそろ時間だな…』

「えっ…時間って…」