すると勝也は優しく微笑み、私の頭をなでる。
私が顔を上げると、

『瞳…お前は一人じゃない…』

と優しく囁く勝也。

「一人だよ!!!勝也がいない世界なんて一人なのと同じだよぉ!!!」

『瞳…俺には時間がない…だから、今から言う事をよく聞いて…
俺はもぉ現実の世界では生きられない。
でも、俺はいつも瞳のそばにいる…瞳が幸せになるように見守ることしかできないけど、必ず俺が幸せにすっから!』