そぉ。
アイツが嘘の情報を流し、何をしても手に入らない私に怒りを覚え、勝手に彼女だと公表していたのだ。

「飛鳥、サンキュ。」

「瞳、初めて名前呼んでくれたぁ〜☆」
満面な笑顔で喜ぶ飛鳥…でも、本当は辛かったはず…自分が好きな人と私が噂になっていたのだから…

翌朝、私はアイツを呼び出した。