「本当に冷めたの。だから、今日で別れたいんだょ。」

「俺は信じねぇーぞ…一年も一緒にいたんだぞ!
お前の考えてる事は分かるんだ!…意味なく彼氏やってきたと思うな…」

私は涙を堪えながらも、冷血な人間の仮面を被り続けていた。

「今日はとりあえず帰るよ…もぉ一回言っておく…俺は信じないし、お前と別れる気もない!!!」

そう言って、勝也は帰って行った。

二人の影は悲しんでいるかのように、静かに映っていた。