「あのさ、突然やけど、友達にならん?う
ち、なな。あんたは?」
「雪…花咲 雪です。是非友達になってく
ださいっ!!」
自殺など忘れていた。
復讐など忘れていた。
ただ、ただ…こんな人もいるのだ。
何気なく話しかけてくれる、私の過去を
知ってるかもしれない、
だけど私は嬉しかった。
私自身を認めてくれたみたいで
一人じゃないんだ…そう思えた、気がして
気が付けば…ななと私は、仲良くなっていた。
友達じゃないような、親友でもないような
そんな考えが、日々私を苦しめていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…