朝。
下からは少し怒り口調なお母さんの声が聞こえる。
目覚まし時計を手に取り見ると7時30分。
遅刻しそうなギリギリな時間だ。

「あ、やばい!遅れる!!」

急いで制服を着て階段を下りる。
用意されていたご飯を食べ急いで外に出た。

待ち合わせ場所までダッシュした。
すると友達の椚流榎ークヌギルカーが手を振っていた

「ごめん!寝坊したっ!!」

「大丈夫だよ、まだ間に合うし急ごう!」

普通より10分も遅れたらふつう怒るとこなのに笑って許してくれる流榎のことが大好きだ。

たのしく昨日の話やいつもみたいな他愛のない話をしながら歩いていたらあっという間に学校についてしまった。