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「お兄さんにボランティアをやらせてくれませんか?」




微妙に渋い顔をしたお兄さんにスルースキルを発動し、返してもらった野口さんを当てに小さな喫茶店に入った。


テーブルを挟んで向き合ったお兄さんの眉間には未だにシワが刻まれている。


眉間の筋肉つかれないのかな?




「私にお兄さんを保護させてくれませんか?」


「意味が分からねぇ」