「ただいま…」

「おかえり」

台所にいたお母さんに挨拶して
自分の部屋に向かう

「すぐご飯だからね~」

「わかった~」

部屋に入り、バックを床において、
着替えようと服を手にかけたとき
机の上のカレンダーが目にはいった。

「そっか……明後日、私の誕生日じゃん。」

暗い気分でも、少し、楽しみかも。

でも誕生日が近いのにこんな気分のままか……それもやだ。

私はため息をついて下に降りた。