「なあ、聞いてる?お前と瑛二お似合いやし
陰ながら俺かて羨ましいと思えるカップル
やってんぞ。だから意地張らんともっかいだけ
話し合ったってくれよ!!頼むわあ。」

意外にじっくり喋ってみたらええヤツやった
大毅の期待を裏切りたくないってゆー気持ち
がなんでか私に芽生えてきてしまって

「わかった。もっかいだけ話し合ってみる
ありがとう、わざわざ電話くれて」

そう伝えたら大毅はちょっと誇らしげに
「おぅっ。」と返して電話を切った。