きっと、麗香ちゃんは元カレの事を心から好きだったから、あの言葉に凄く傷ついた。


だけど、好きだからあの言葉が信じられなかった。


嫌われたくない一心で、麗香ちゃんは笑顔を閉じ込めた。




「じゃぁ、どうして梭冴くんを誘ったのかなぁ?」




杏ちゃんの言葉でみんな首を傾げる。


確かに…


好きなの人がいるのに、なんで俺は誘われたのか…


ただ、花火が見たかっただけなのかな?


いや、それならあのイケ…佐河でもいい話。




『話したいこと、あるんじゃね?』


「あぁー!それならありえる!」




話したいこと…。