…あれ?


今、麗香ちゃん




『笑ってる…』


「へっ?あっ…」



口を開けたまま止まってしまった麗香ちゃん。


しまった!と、ばかりに俯いた。



『笑っていいんだよ?』


「…」


『俺もさ、半年前まで笑わない人生送ってた』


「えっ?」




パッと顔を上げて、驚いた目をしてこっちを向いた。


まずは、俺から話そうか…