ちょくちょく麗香ちゃんと昼休みを共にするようになったある日。




「はい…」





そう言って恥ずかしそうにそっぽを向きながら、お弁当の包を俺に向ける麗香ちゃん…


待って!

待って!

待って!?


これって…まさかの!?




「早くしてーや」


『あっ、ごめんごめん!
嬉しすぎて…』




お弁当を受け取ると、俺に背を向けて座った麗香ちゃん…


あ〜…ヤバイ。


あの麗香ちゃんが俺の為に…!


嬉しすぎて涙出る。