『良かったぁ〜。』



一気に力が抜けて、麗香ちゃんの机の前に座り込んだ。


すると、麗香ちゃんは笑って髪の毛をわしゃわしゃ触って来た。


はぁー。


これも校内でのイチャつきかー。っと思いつつ、一安心。



「わかりずらくてごめんやったなー」


『うーん。
やっぱり電話派かなー…俺は』


「電話かー。
うん、そうしよか!
電話苦手やけど、梭冴くんの為なら頑張るわ!」



俺の横にちょこんとっと座った、麗香ちゃんは笑ってピースサインをした。


か、可愛い!!!!


とりあえず、もう抱きしめたい欲に駆られています。




『抱きしめたい!』


「えー?学校内は嫌」


『うっ、我慢します…』


「それでよし!」




麗香ちゃんの意地悪。笑