出会いはあまりにも一瞬だった。


それは友達とわいわい楽しく話して廊下を歩いている時。


一人、廊下の端を歩く女の子の視線はずっと下…


上靴の色からして一つ下の学年、つまり1年生。


あまりにも綺麗な髪で、胸元でサラサラ風で靡く髪。


その一瞬の風で見えた君を見て、俺は一瞬に恋に落ちたんだ。