『あのねぇ。私は結衣って名前なの!』

結衣は声をあげると少年は目を丸くした。

『え……!!結衣って……ウェンディの事だったの!?』

『え……??』

『なら、君の妹が会いたがってたよ!今ネバーランドにいるからついでに会おう!』

妹……??

『私に妹はいないわ。』

結衣は否定すると、青年が言う。

『君が忘れているだけさ。君には妹がいるんだ!!ほら!早く行こう!』

『え……?ちょ……ちょっと!なにこれ!』

青年は結衣に金色の粉をかけた。
結衣はその粉を払おうとしていると
だんだん床が遠くなっていってることに気がついた。

ていうか……

『と……飛んでる……!?』

『さぁ!行こう!ネバーランドへ!』

青年に手をひかれながら、夜空へと飛んでいった。