祐side
「ここか?
早く話してこい」
『...うん
一緒に来て??』
「わかった」
『...…先生...
ごめんなさい...ごめんなさい...
私がわがまま言わなかったらよかった
先生の未来を奪った
私のせいで...ごめんっ...なさ...い...』
泣きながら言う凛は
"ごめんなさい"ばかり言っていて
罪悪感でいっぱいなんだろうと
嫌でも伝わった
『...っ...でもね先生...
1番言いたかったの...ごめんなさいじゃない
助けてくれて...あり...がと...う...ございました』
初めて凛の口から出た
"ありがとうございました"
「えっと先生...
はじめまして
高橋 祐っていいます
安心してください
凛の事は俺が大事にします
全力で守ります」
とっさに出た告白...
『...え...
お墓で告白とかある??( 笑 )
よろしくお願いします...』
「...いいのか?
俺で」
『大事にしてくれるんでしょ??』
「あたりまえだ」
OKってことだよな
やばい嬉しすぎる
幸せすぎて帰りはもう記憶にない
舞い上がってた