「ミユーお待たせ…って、やっぱりか」
佐伯くんが飲み物を運んできてくれたかと思えば、いきなりクスリと笑われる。
「え?何?」
笑われた理由が分からず首を傾げると、
「ミユ、俺ん家来たら必ず最初にそこ座るから」
なんて返された。
「え!嘘っ?」
「もしかして自覚してなかった?だったら尚更笑えてくるんだけど」
そう言って佐伯くんはまた笑う。
「〜〜ッ、もう!」
ケラケラと笑うのを止めてくれない佐伯くんに、思わずそっぽを向いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…