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そして、やって来た土曜日。




「いらっしゃい、ミユ」

「お、お邪魔します…」



何回か来てるはずなのに、何故かいつもよりドキドキしながら佐伯家にお邪魔した。





「先部屋行ってて。飲み物持ってくから」


そう言われて向かったのは、2階の廊下の一番奥にある佐伯くんの部屋。




「わぁ…やっぱり綺麗」


相変わらずしっかり整理整頓されたその部屋に荷物を置いた私は、そのまま床にちょこんと座った。