「んっ…きょう、変だよ…っはぁ」 時折ミユが言葉を発しようとするけど、それすら遮るかのように深く口付けた。 ……本当、今日の俺はどうかしてる。 無理矢理彼女を引っ張って。 人気のない路地裏とはいえ、こんな道端で無理矢理キスをして。 普段なら、こんなこと絶対しないのに。 「ミユの1番は誰?」 そう聞いて、彼女の口から俺の名前が出ることに満足感を覚えていた。