「おお!!
いいね!楽しそう!!
どこまでにする?」


太一がノリ気になって、ワクワク感をさらけ出しながら話した。


「向こうに、スーパーあるよね?
そこから、コンビニまでの距離くらいでいいと思うよ。
それが、横の距離だとしたら、縦はスーパーとかコンビニとかから公園まで」


その、春の提案で隠れんぼの範囲が決まった。



「じゃあ、じゃん負け鬼な!!」


そして、じゃんけんに負けたのは春だった。


「30秒数えるから、みんな逃げてね~!」



そう言って、春は目を手で覆い隠して30秒数え始める。