「何で」


「えっとー、何だっけな……」


私は、太一の性格に安堵した。


あの時の私たちは、せんちゃんのことで話していたんだから…。


「まぁ、お腹すいたし食べよ!!
久しぶりに幼なじみ4人が揃ったんだしさ!」


あっけらかんと太一が言う。


せんちゃんと食べる……。


嬉しいような、嬉しくないような。


せんちゃんと太一は、私たちの目の前に座った。


そこまで広くない隠れ家は、4人が座るととてもせまく感じた。