「っ……そうだね」



これ以上、千夏ちゃんを傷つけられない。



別れるんじゃない、俺が千夏ちゃんを好きになればいいんだ。



そうすれば……



千夏ちゃんも、俺も



そして



春も



きっと、幸せになれるんだから。