あれから、3人でファミレスに行って
家に帰ってきた。


...今はお風呂から上がったところ。




「亜紀さん、とっても良いお湯でした。」



「そう、良かったわ。あ、琉碧呼んできてくれる?」



「はい、分かりました。」



2階に上がり、清水くんの部屋のドアの前まで来た。



(...呼ぶだけでいいんだし、大丈夫だよね...)



コンコン...


「清水くん、星野です。亜紀さんが呼んでるよ。」



しかし、返事が返ってこない。



「清水くん?」


(...寝てるのかな...。でも、呼ばないと亜紀さんが困るだろうし...。)



私は勇気をふりしぼり、言った。



「清水くん、入るね。」