「それで、これからのことなんだけど、 実は俺も出張することになってて、亜紀と 琉碧と一緒に住んでもらうことになるんだ けど、いいかな?」 「はい。こちらは住まわせていただくので、 かまいません。」 「良かった。あ、荷物置いておいで。琉碧、 案内してあげて。」 「あぁ。...こっち。」 私は司さんと亜紀さんにペコリと頭を下げ、 清水くんの後を追いかけた。