そして、翌日のお昼。


「蒼月、着いたぞ。」


家から車で5分弱。
父さんに連れられ、着いた家は赤い屋根が素敵な一軒家だった。



~♪ピンポーン

インターホンを鳴らすと、女の人の声が聞こえてきた。



ガチャ...



「こんにちは。星野です。娘がお世話になります。」



「あら、星野さん。夫から話は聞いてます。
とりあえず上がってください。」



「はい、お邪魔します。」


「お邪魔します...。」




「さ、どうぞ。」



私たちはリビングへ通された。