そしてあたしに声をかけたのは小学校からの付き合いで私の唯一の親友、神代 明日香(かみしろ あすか)。 「おはよ、明日香」 「今日もキレイにまとめてんじゃん」 あたしは明日香の髪を見上げながら感心した。 「まぁね〜、麗もまとめれば良いのに」 頬を膨らまし、私を見つめる。