祐太郎「なるほど」江崎「祐太郎迷うことはねぇ…」大山「そうだ…人間以外だって構わねぇ…」江崎「夢を叶えろ、センスがなけりゃあ不可能だぜ」子閻魔「時間はたっぷりあるぞ、じっくり考えろ」祐太郎「子閻魔悪いな〜時間なんて要らねぇ」子閻魔「なに」江崎「決まったのか」大山「…」祐太郎「江崎と大山の人間への転生に使わさせてもらう」江崎「なに」大山「あのバカ」江崎「今のは無しだ」子閻魔「いや…もちろん天文学的確率だかな」祐太郎「変える気はない」江崎「分かってるのか阿部、自殺行為だ」子閻魔「江崎くん結論を急ぐな」子閻魔「百聞は一見に如かずじゃ」大山「ふん…相変わらずお前はバカで滅茶苦茶だな〜」江崎「祐太郎、歌手になれるお前ならそんな気がする、だってあの究極の奥義を受け入れ発揮できる器の持ち主なんだから」祐太郎「あぁ…」子閻魔「なら…江崎と大山の人間への転生で願い事を執行するよ」子閻魔は判子を押した、大山「判子押しちゃったな」祐太郎「後悔はないよ」子閻魔「祐太郎、ゼロからのスタートはイバラの道になるぞ、阿部祐太郎の時とは話にならんぞ」祐太郎「覚悟してる」子閻魔「そうか…」江崎「祐太郎、俺も人間に生まれ変われるんだし、お前の歌手デビューを特等席から見物させてもらうよ」佐藤「祐太郎、私」祐太郎「理恵…」こうして全員の人間への転生が確定した、子閻魔「卒業式は明日じゃ…」佐藤「式場も既に」子閻魔「大ホールを確保してある」江崎「卒業式が終わったら、旅立ちだな」祐太郎「寂しいけど、新たな人生への始まりだぜ」大山「そうだな…」子閻魔「あと言っておくが、転生後は、死後の世界での記憶は全て無くなるからな」佐藤「この先、大変ね」大山「まぁな」