9月20日、年也と麻衣は阿部兄妹の母と再会する日を迎えた、年也と麻衣は番組スタッフと川崎市内の母親の実家へ、午前11時前、紗由理が出てきた、スタッフが取材の目的と事情を話すと、紗由理「まさか…」紗由理「あり得ない」紗由理は年也と祐太郎がタブって見えた、紗由理「え…」年也は祐太郎しか知らないことを話すと、紗由理「祐太郎…」紗由理は年也が祐太郎の生まれ変わりだと受け入れるしかなかった、紗由理「祐太郎会えた」22年半ぶりの再会となった、年也「母さん…」紗由理「麻衣さん」紗由理には麻衣が理子とタブって見えた、紗由理「理子…」麻衣「うん…」麻衣「長かった…ようやく会えたよ、母さん」23年半ぶりの再会となった、紗由理「年也くん…」紗由理「歌手デビュー、おめでとう、祐太郎が叶えられなかった夢叶えてくれた」年也「オレ、阿部祐太郎から人生の引き継ぎを託されたみたい」紗由理「この前の横浜アリーナでのコンサート見に行って、感動したよ、何か?祐太郎に似てる」紗由理「あの時の犯人は祐太郎の命を奪っていった、悲しくて」年也「でも、歌手になる夢までは唯一奪えなかった」紗由理「その犯人大林は刑務所で自殺してしまった」年也「大林なりの償いだったのかな」年也「大林は自分の罪が死刑に値すると分かっていたんだと思う」紗由理「私もそう思う、だから自分で自分の死刑を執行したんだと」紗由理「年也くん、麻衣ちゃん、新しい人生を歩みなさい」父親は1978年8月に病死していた、紗由理「年也くん、麻衣ちゃんも涙出てるよ」年也「会えて、嬉しくてさ」