「夏樹と一緒だったら、もう最高なのになぁ…」




「ねー…」




そんな話をしていると、先生達がクラス発表の紙を貼りだし始めた。




「んっー…。見えない…。」




ただでさえ背が低い私が、この人ごみの中で見えるわけがない。




「私がきょの分も見てきてあげるね!」




「ありがと夏樹!」