夜になっても戻らない


数日たち、陸も寝ずに待った

昔の女がまたでてきた
陸が嫌いになって出ていったのよ
私なら出ていかないわとまた付きまとうようになった。



「波瑠の居場所知っているのか?」


目を泳がせ否定した

「もし、波瑠に何かあればお前の勤め先なんかわけなく潰すからな・・・」


「そんな事私に関係ないから・・・」


わかるわけないあんな場所
あのまま見つからなければいいんだ