「・・・・・。」

「もういい。私は、一体何をしてるんだ。」

「お前、何言ってんだ?」

「そうだよ。私が姫輝チャンをカッターナイフで切りつけたの。あぁ、とても快感だった。」

私は、何を言ってるの?

「本当、ウザかったんだよ__」

私が本音をいつまでたっても言えないことが。

「しかも、あれくらいで泣いちゃう__」

自分の心が。  

無理矢理口角を上げて笑った私は、今までで一番___


”弱い“