「お前っ、いくら姫輝が羨ましいからってそこまでするかよ、普通。」

「羨ましい?何言ってんの?寧ろ大嫌いだね」

心の奥底に眠る本心はまだ覚めない。

私は今だけを見ていなければならない。

私を信じて?

違う。そんな言葉は要らない。

もしかしたら天城の皆が私を信じてくれる?

違う。馬鹿なことを考えるな。

“信じて”何て、“もし”何て、そんなすぐに散っていきそうな儚い言葉は______


















 
   





______もう必要ないの。