「俺、前からちょっと疑ってたんだよな。授業中の三浦の視線とか、態度とか。


俺が雛乃と話してるとやけに当ててくるし」



ちょっ、はるちゃーんっ!

なにしてくれてんのっ。



「き、気のせいでしょ。ほらその写真とか合成なんでしょ?実は」


引きつり顔で、もう無理だとわかっていながらも食い下がらない。


だって、バレたらやばい。


「まだ認めないわけ?」


なぜだか雅の声が低くなっていく。


こ、怖い。


どうしたらいいのはるちゃん、助けてよ。


「認めるなんて…」



「安心しろよ、バラさねぇから」