「あぁまぁヒマだったんだけどさ…聞きたいことがあってな」



「聞きたいこと?」


え、まさか、あたしと先生の関係…?


冷や汗が出てきて、おでこや背中をつーっと伝っていく。



「あぁ…、ていうか、お前風呂入ったばっかなの?髪濡れてんじゃん」


「え?あぁ、うんさっき出たばっかりかな」


持ってきたタオルで髪と、汗をかいた額を何気なく拭いた。


「そう言う雅はまだみたいだね」


サッカー部のジャージ姿の雅。


「まぁ、部活終わってすぐ来たからな」