心の片隅では、これ以上読むな、後悔するぞ、と警告する天使みたいなものがいたけど、大部分を占めていたのは、興味とか探究心という、暗黒の悪魔のようなものだった。

……最悪。人の事故を、わたしは面白がっているのだ。
嫌気がすうっとさしながらも、わたしはマウスを動かすのを止められなかった。

この人はかなり開けっぴろげな性格のようで、今通っている高校の名前を明かしたり、自分の写真などをバシバシ貼り付けていた。

豪放さは他人にも及び、クラスメートの名前を出したり、友達とのケンカ話も堂々と公開している。
もちろん、藤田さんの名前や性格なども、当然のようにスラスラと書き並べられていた。


このブログに書かれていた情報は、まとめるとこうなる。