その様子を、なんだか不思議そうな顔で見ていたカイ先輩だったが、すぐに森川さんをからかうような口調になった。
「森川ぁ、おまえなんで合コン来なかったんだ?おまえのせいで、女の子がひとり余っちゃってたぞ」
森川さんは、飲みかけだった焼酎を一気にあおって、カイ先輩ににやりと笑いかけた。
「すみません。おれ、みんなほどオンナに飢えてませんから」
その言葉に、辺りが一瞬しーんと静まりかえり――その後すぐに、みんなの笑いと怒号(?)が飛び交った。
「もりかわぁ!おまえ表に出ろ!!」
「ははは、もっとカイに言ってやれ」
――やっぱり、みんな仲いいよなあ。
みんなで飲んだり、部室でゲーム大会したり、みんなで合コン行ったり(しかしこれは許せない ※カイ先輩に限り)。
先輩後輩関係なくみんなで騒げるモ会の部室が、みんなが、あたしはやっぱり大好きだ。
いつか……この輪の中に入りたいと、ぼんやり考える自分がいた。
「森川ぁ、おまえなんで合コン来なかったんだ?おまえのせいで、女の子がひとり余っちゃってたぞ」
森川さんは、飲みかけだった焼酎を一気にあおって、カイ先輩ににやりと笑いかけた。
「すみません。おれ、みんなほどオンナに飢えてませんから」
その言葉に、辺りが一瞬しーんと静まりかえり――その後すぐに、みんなの笑いと怒号(?)が飛び交った。
「もりかわぁ!おまえ表に出ろ!!」
「ははは、もっとカイに言ってやれ」
――やっぱり、みんな仲いいよなあ。
みんなで飲んだり、部室でゲーム大会したり、みんなで合コン行ったり(しかしこれは許せない ※カイ先輩に限り)。
先輩後輩関係なくみんなで騒げるモ会の部室が、みんなが、あたしはやっぱり大好きだ。
いつか……この輪の中に入りたいと、ぼんやり考える自分がいた。