「目が合ったー!やばい、どうしよう!!」



先生は不思議そうな顔をしていたけど、そこに私がいるのに気づいてますます驚いた表情になった。



いや、私は何も言ってないよ!?



ずっと「吉澤先生会議」をしていたのはこの二人だから!



「ちょっとトイレ行ってくる!」



あんなやつのファンだと誤解されたくない。



そう思った私は、二人にそう言って勢いよくトイレに駆け込んだ。



「あ、大橋さん!」



トイレに入ろうとしたときに、だれかに声をかけられた。