柳原家は、静かできちっと管理された緑豊かな庭があり、映画に出て来るようなお屋敷だった。



父と文乃と愛里はそれぞれ上品なスーツとワンピースを着て訪問した。


ベルを押すと、清楚なメイドが向かい入れた、客室に案内される。



数分待っていると柳原巧が部屋にきたようだ。
「またせてすまんな。どうもどうも、今日はきてくれてありがとう。」

身長は180はきっとあるだろう、少し頭髪が薄いのが文乃の印象にのこる


何考えてるのよ私。そんな悠長なこと考えてる場合じゃないのに！
と、自分で自分にツッコミを入れる余裕があるのは…文乃の個性だろう


「いえいえ、とんでもない。今日は大事な話をしなくちゃだからねえ」

和樹が本題に入ろうとした