少し間を開けて愛里が口を開いた。



「わかんないよ。どうしたらいいの私…お姉ちゃん…!」



私だってわからないよ

と小さく呟いた。鼻の奥がツンと痛くなる。




でも、今は泣いてるだけじゃ気持ちは悪い方に進むだけよ
今日はもう寝たほうがいい。きっと。


と、自分と愛里に言い聞かせてその日は無理やり床についた。