つぎの日、アイツの風邪が移ったのか頭が重い…


創に心配されて学校に着いてすぐ、保健室へと連れていかれるハメに。


ベッドに入ると、創が心配そうにアタシをみつめる。




「大丈夫だから!
ちょっと頭が痛いだけ」


『ほんまに?』


「うん」


『ゆっくり休んだら、教室入ってきーや』


「わ、分かったから!」




心配する創を保健室から追い出して、1人ベッドでため息を付く。


ダメじゃん。


美眞が来たか分かんないし…


かといってLINEする訳には…


よそう。


今はとりあえず頭が痛い。


1限だけ寝たら…