美眞が辛い時、頭に浮かんだのが美湖ちゃんじゃなくて、アタシだったなんて。 それだけでもう…アタシは充分だ。 『重いもの持たせて悪かったな…』 「うぅん…全然大丈夫。」 『はぁ…このままちょっと寝たいかも』 「ベッドの上じゃなくて?」 『お前の隣がいい…』 神様…これは夢ですか? あんなに好きで堪らなかった美眞が…こんな近くに。 もう、このまま時が止まればいいのに。