授業が終わると、創と二人で家まで帰る。

学校から家が近い私たちは、いつも徒歩で登校している。


ただし、寝坊の際には自転車を使うけど…



隣の創はいつも満開の花が咲くような笑顔をしている。


美眞も、美湖ちゃんには優しくて暖かい笑顔を見せている。

美湖ちゃんばかりズルイよ…

今日の美眞から美湖ちゃんに向けられた笑顔を思い出して悲しくなる…



『ほら、また笑顔なくなったで?』


「ごめん…」


『押し倒し?
自慢の凛時のズバズバ攻撃で』




自分が言った事にお腹を抱えて笑う創。


ったく、何よズバズバ攻撃って!


アタシはただ思ったことを…


思ったこと…?


なら、なんで好きが言えない?


たった二文字じゃん。




『何でも言わな伝わらへんで?』


「…うん。
そうだね!」





ズバズバ攻撃で押し倒し作成だ!


何か燃えてキター!